学生野球とこれから

高校野球、、、こう聞くと身につくものの1番目に思いつくことは、『忍耐力』『根性』『ガッツ』などが思いつく方が多いのではないでしょうか

 

確かに生半可なことでへこたれなくなる精神力はかなりつきます笑

僕も高校3年間寮生活を送っていたのでとても制約のある生活をしてきました(外出禁止、テレビ見れない、携帯ほとんど使えない、、、など)

 

 

しかしその能力が現在、そしてこれから求められるかというとそうではないような気がします。

ロボットは電源さえ入れておけば、いくらでも仕事をします。 そのような場合、人間はロボットに忍耐力で勝つことはできません。

 

ロボット無くて人間にあるもの、それはモチベーションです。

球児は甲子園という目標を持って練習に取り組みますが、決められたメニューを「やらされている」

場合がとても多い気がします。

 

少なくとも僕の場合は練習をやらされていました。常に受け身の姿勢です。

そしてそのツケは大学時代に回ってきました。ビジネスプランをチームで考える時、主体的に考えることができなかったのです。僕はそのできなかった経験を学生のうちにできたので良かったですが、それを経験せずに社会に出ていたらと思うとゾッとします笑

 

つまり野球だけで無く体育会系全般に感じることは「主体的に考え、行動する」能力が実はあまり高くないと感じます。 具体的な指示がないと行動に移せない場合が多い。

 

日本の教育全般にも感じることですが、日本の教育は、これを覚えなさいと言われ、覚えた人間がテストで高得点を叩き出し、評価されている気がします。

 

なぜ覚えなければいけないのかを教わらない、だから年を取るにつれてなぜこうなんだろうと思考することもない。

 

これからは覚えた知識は評価される時代ではないと感じます。コンピュータで調べれば一発でわかるから。

 

とにかく伝えたいことは、「常に主体的に考え、疑問を持ち続けること」は大切なんじゃないかなと感じます。

 

なぜ野球をしていてどうして甲子園に行きたいのか。これを答えられる学生はほとんんどいないのではないかなと感じています。